【まず、一番伝えたいこと】
「いざという時のため」と思って入った保険が、いつの間にか家計の重荷になっていませんか?
結論として、本当に必要な安心は、「たくさん保険に入ること」ではなく、「公的な保障(国の制度)と保険の仕組みを理解して、自分で選ぶこと」から始まります。知識を持つことで、不必要な支出をなくし、心が軽くなります。
なぜ「安心料」が家計を圧迫するのか?
【その理由】
保険料が家計を圧迫するのは、不安を先送りし、「考えること」を避けてきたからです。
「安心のため」という名目で払い続けている間は、備えている気分になれますが、実際には家計の自由が少しずつ奪われていたからです。
「安心料」がいつの間にか“習慣”になっていた
入るときは「安心のため」でも、本当は保険の内容を考えるのが怖くて、入りっぱなしにしていました。
僕の場合、気づいたら3つの保険に入っていて、月の保険料は2万円を超えていました。毎月払っているのにどこか安心できない、そんな矛盾を感じていました。
本当に必要なものは「保険」じゃなく「把握」
保険の数を減らす前にやるべきは、まず「公的保障」を調べることです。僕はこれを実践し、驚きました。
- 傷病手当金:会社員なら最長1年半分の収入補償がある。
- 高額療養費制度:医療費が高額になっても、上限を超えた分は国から戻ってくる。
「思っていたより、国の保障は大きいんだ」と気づきました。「知らない不安」にお金を払うより、「知って安心する」方がずっと合理的です。
減らすことで、なぜ逆に「安心」が増えたのか?
【具体的な実践と結果】
知識で不安を減らした後、思い切って3つの保険を見直し、2つだけにしました。この決断で、家計も心も大きく変わりました。
月2万円が浮き、“育てる”お金に変わった
不安はゼロにはなりませんでしたが、「何に備えるか」を自分で選べたことで、気持ちがすごく軽くなりました。
- 浮いたお金: 月2万円の保険料が減った。
- 使い方: 浮いたお金でNISAとiDeCoの積立にまわす。
お金の使い方が、ただ「守る」ためから、「未来を育てる」お金の使い方に変わったんです。
減らすことで「心の重荷」がなくなった
不安を消すために入った保険が、実は知らないうちに新しい不安を作っていたのです。安心とは、「たくさん入ること」ではなく、「理解して、自分で選ぶこと」から始まるんですね。
今すぐできる一歩
【再結論と行動】
不安を消すために保険に入るのは今日で終わりにしましょう。
安心は、知識と自分で選ぶ行動から生まれます。
今すぐできる一歩
- 自分の保険証券をすべて集めて、月の合計支払額を紙に書き出してみる。
- 「高額療養費制度」など、国の保障でどこまでカバーされるかをスマホでサッと調べてみる。
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