【まず、一番伝えたいこと】
この記事は、「保険、本当にいるの?」と悩むあなたへ、筆者の正直な体験をお話しします。結論から言うと、僕はがん保険、個人年金保険、貯蓄型の終身保険の3つをスッキリやめて、その結果、毎月2万円もムダな出費を減らすことができました。お金を貯めるために、この見直しが一番早くて確実でした。
収入が減ったとき、なぜ「保険」を見直したのか?
【背景と動機】
仕事の都合で週休3日になり、お給料が減って家計が少し赤字になりました。でも、将来のために始めたNISAやiDeCo(積立投資)だけは絶対にやめたくなかったんです。そこで考えたのが、「毎月必ず出ていくお金(固定費)」を減らすことでした。保険は毎月の負担が大きく、しかも中身が複雑なので、まずここを見直すのが一番効果的だと気づいたんです。
やめた3つの保険と、「やめても大丈夫」だと思った理由
【具体的な解約理由】
以前は「安心のため」と信じて、以下の3つに入っていました。でも、家計を見直す中で、次の3つの理由から「もういらない」と決めました。
① 自分で貯金する方が、ずっとお得だった
個人年金や終身保険は、「貯金しながら保険にも入る」という商品でした。でも、これらは手数料がかなり高く、自分でNISAなどの積立投資をするより、お金が増えるスピードがずっと遅いんです。自分で積立する方が合理的だとわかったので、これらの「貯金できる保険」はやめました。
② 病気の心配は「国の制度」が助けてくれる
「がん保険」や「医療保険」は、病気になったらどうしよう、という不安から入るものですよね。でも、日本の「高額療養費制度」は、医療費が高くなっても自分で払う金額には上限があるという、とても手厚い制度なんです。この国の制度を調べたら、「大きな病気でも、大金がかかって生活が破綻する心配はない」とわかり、保険に入る必要はないと判断しました。
③ 心が「安心」ではなく「不安」になっていた
実は、毎月の高い保険料が引き落とされるたびに、「本当にこれで合ってるのかな…」とモヤモヤしていました。「守り」のための保険が、逆に心を重くする原因になっていたんです。保険を減らしたことで、そのモヤモヤがなくなり、心が軽くなりました。
今も残している2つの保険と、得られたメリット
【結果と影響】
最終的に、「県民共済(月2,000円台)」と「収入保障保険(月1,440円)」の2つだけを残しました。
- 残した理由: シンプルで保険料が安く、本当に「最低限の大きなリスク(万が一の死亡時など)」だけに備えられるからです。
- 最大のメリット: 保険料の見直しで毎月約2万円、年間だと24万円もお金が浮きました。このお金は、生活のための貯金と少額の積立投資に回せるようになり、家計がすごく安定しました。
僕が解約の前にやった大切な準備
- 公的保障(国の制度)の確認:国がどこまで助けてくれるかを知る。
- 自分の状況の確認:養う子どもがいるか、借金があるかなど、自分に必要な保障額を再計算。
- とにかく勉強:保険の仕組みを自分で調べ、人に頼らず判断できるようにしました。
今すぐできる一歩
保険は「入る」より「知る」時代
昔は「保険に入っておけば安心」でしたが、今は「保険の仕組みを自分で知っておくこと」こそが、ムダな出費から自分を守る一番の知恵になります。
僕にとって、保険を減らすことは「不安な気持ちを手放す練習」でした。その結果、心が軽くなり、お金を自分で増やすための行動力がわいてきました。
まずは、✅ 自分の保険証券を全部出して見てみる、✅ 国の制度を調べてみる、この2つから今日始めてみましょう!


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