積立をやめたくなった時に読む話 ― 続ける人のリアル体験

お金

5年前、僕は毎月 つみたてNISA3万円、iDeCo2万円 を積み立てていました。
当時は仕事も安定していて、家計にも余裕がありました。

でも、2025年に独立を決めて、生活は一変。
週休3日になり、開業資金もかかり、家計は完全に赤字
正直、積立なんて続けている場合じゃないと何度も思いました。


それでも“完全にはやめなかった”

一度だけ、コロナ禍の暴落で積立を止めたことがあります。
あの時は怖くて、「もうこれ以上減るのは嫌だ」と思ってしまったんです。

でも、数年後にチャートを見返したら、
“あのときやめなかった人たち”がちゃんと資産を伸ばしていた。
それを見て、僕は心底後悔しました。

だから、今はどんなに厳しい時期でも、
NISA500円・iDeCo5000円だけは止めない と決めています。


「金額よりも継続」の意味がわかった瞬間

家計が赤字でも、
少額で積み立てを続ける理由はシンプルです。

積立をやめると、“再スタートの壁”が高くなるから。

いったん止めると、再開の手続きが面倒で、気持ちも冷めてしまう。
でも、たとえ500円でも続けていれば、「投資している自分」を保てる。

金額は少なくても、**「習慣が途切れない」**ことが一番の価値だと気づきました。


「積立を続けてよかった」と思えた理由

僕の積立は5年間でおよそ2倍になりました。
もちろん、その間には不安も失敗もありました。
暴落で含み益がゼロになった時に解約したことも、今では笑い話です。

でも、それでも続けたからこそ、
「時間がお金を増やす」ということを肌で理解できた。

積立は“額の勝負”ではなく、“時間との付き合い方”なんです。


まとめ ― やめたい時こそ「小さく続ける」

もしあなたが今、「もう続けられない」と思っているなら、
無理に頑張る必要はありません。
ただ、ゼロにしないでほしい。

500円でもいい。
あなたが積み立てた時間は、確実にあなたの味方になります。


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