積立が続く人・続かない人の違い 続く人は「気楽に仕組み化」している

お金

【まず、一番伝えたいこと】

 「積立投資を始めたけど、気づいたら止まっていた」という悩みを抱える人は多いです。しかし、結論として、投資が続くかどうかは「お金の才能」や「意志の強さ」では決まりません。

続く人は、「投資を特別なことだと思わず、生活の中に仕組み化している」という違いがあります。この「気楽に続ける仕組み」こそが、投資成功の最大の秘訣です。

なぜ「続ける仕組み」が一番大事なのか?

【その理由】

 投資を始めても途中でやめてしまう最大の原因は、「感情の波」と「完璧主義による疲労」です。投資は長く続ければ続けるほど有利になるため、いかにこの二つの敵を避けるかがカギとなります。

1. 続ける人は「完璧を目指さない」

続かない人の共通点は、すべてを完璧にやろうとすることです。毎月きっちり満額積み立てて、経済ニュースも毎日チェックして…。最初から頑張りすぎると、必ず息切れします。

 継続とは「努力の連続」ではなく、「やめない工夫」です。金額は月500円でもいい、口座を放置してもいい、それでも「やめないこと」を優先する人が、時間とともに資産を育てていけるのです。

2. 続ける人は「感情を切り離している」

相場が下がったとき、数字が赤くなるたびに心が乱れるのは当然です。この「感情の波」で疲れてしまうのが、やめる人のパターンです。 続く人は、「感情と投資を切り離す仕組み」を持っています。アプリを毎日見ない、積立がされているか月に1回確認するだけなど、「見すぎない勇気」が継続力を生みます。投資は「監視するもの」ではなく、「育てるもの」だと考えましょう。

ズボラな僕が実践する「継続のための仕組み」

【僕が実践している習慣と結果】 投資を「特別なこと」ではなく「生活の一部」にするために、僕が実践している具体的な習慣です。

1. 目的を「数字」で見える化する

「なんのために積み立てているか」が明確だと、毎月の少額にも意味を感じられます。僕の場合、「65歳までに2,000万円を作り、自由に働く時間を増やす」という「数字+目的」を設定しています。目的がないと、気持ちが揺れて「今月はやめてもいいか」となりがちです。

2. 続ける仕組みを「自動化」している

やる気や意志ではなく、仕組みで動くように設計します。

  • NISA・iDeCoは自動引き落としに設定。
  • 金額は無理なく設定(赤字でも月500円など、最小単位からでOK)。
  • 家計簿アプリで全体の流れを把握。

僕も最初の積立額は5万円でしたが、赤字の時期は月5500円まで減らしました。それでも、細々と続けている習慣こそが、今の僕を支える最大の資産となっています。

今すぐできる一歩

【再結論と行動】

 積立が続く人は、投資を「頑張るもの」ではなく「気楽に仕組み化」している人です。金額ではなく、「続ける力」こそが最大の資産になります。

今すぐできる一歩

  • 投資の目的を具体的に数字で1つ決めて、紙に書いてみる。
  • 証券口座のアプリスマホの目立たない場所に移動させる。
  • 月500円でもいいので、自動積立の設定だけを完了させる。

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