「最近、歩き方が明らかに老けた気がする」
「歩くとすぐに膝や腰が重くなる」
正直、これらは50代に入った僕自身が実感してきた悩みです。
最初は「筋力が落ちたから仕方ない」と思っていました。
でも、30年以上にわたり“歩行”を専門に見てきた理学療法士、
園部俊治先生の考え方に触れて、認識が180度変わりました。
問題は筋力ではない。
問題は「歩き方」そのものにある。
この記事では、
園部先生から学び、実際に僕が日常で取り入れてきた歩行改善メソッドを、
専門用語を極力使わずにまとめています。
(結論):歩き方は「才能」ではなく「整え方」で決まる
僕なりの結論を先に言います。
良い歩き方は、意識と基盤の両方が揃って初めて身につく。
どれだけ正しい歩き方を知っていても、
・体が硬い
・姿勢が崩れている
この状態では、実践しようとしても体が言うことを聞きません。
逆に言えば、
- 体を動ける状態に整える(基盤)
- 歩き方のコツを知り、意識する(技術)
この2つを同時にやることで、
歩くことそのものが「全身のメンテナンス」に変わります。
(理由):老けて見える歩き方の正体は「後ろの歩幅」だった
園部先生の話で、僕が一番衝撃を受けたのがここです。
年齢による歩き方の違いは、
「前に出す足」ではなく「後ろに残る足」に現れる。
若い人と年配の人を比べると、
前への一歩はそれほど変わりません。
決定的に違うのは、
- ついた足に対して
- 体がどれだけ前に進み
- 後ろに足が残っているか
つまり、後ろの歩幅です。
この後ろの歩幅が短くなると、
- 使う筋肉・関節が偏る
- 使わない部分が一気に硬くなる
- 歩けば歩くほど、膝や腰に負担がかかる
という、完全に逆効果な状態になります。
僕自身、これを意識し始めてから
「同じ距離を歩いても、疲れ方が全然違う」ことを体感しました。
(実践):僕が毎日やっている園部式トレーニング
ここからは、実際に僕が生活に取り入れている内容です。
① 歩き方を変える「3つの意識」
桃トレ(腿上げ)
- みぞおちをほんの1cm持ち上げる意識
- 背筋を伸ばしたまま腿を上げる
- 体が反ったり、左右に揺れないよう注意
👉「脚を上げる」より「体をまっすぐ保つ」感覚が大事です。
指腹トレ(足指の腹)
- つま先ではなく「指の腹」に体重を乗せる
- 家の中でゆっくり確認しながら行う
👉 重心が自然に前に来て、踏み出しが楽になります。
超えトレ(越える意識)
- 足をついた位置に「線」があるとイメージ
- 体がその線を追い越していく感覚で歩く
👉 大股は不要。「体が前に進む感覚」が正解です。
② 歩ける体を作る「基盤づくり」
歩き方以前に、体が固まっていると全部うまくいきません。
僕が重点的にケアしているのは次の3つです。
体幹(ソリトレ・ノビトレ)
- 反らす → 伸ばす
- 特に体幹は年齢とともに固まりやすい
股関節(大腰筋)
- 椅子につかまり、片脚を後ろへ
- 上半身は垂直をキープ
👉 後ろの歩幅が自然に出やすくなります。
膝(屈伸)
- 低い椅子に座り、大腿部を押さえながら膝を伸ばす
- 左右5回ずつ
👉 「膝が伸びる」だけで、歩き姿が一気に若返ります。
■ 日常での続け方:特別な時間はいらない
園部先生が勧めているのは、1日20分のウォーキング。
僕はこんな形で続けています。
- 買い物ルートを少し遠回り
- 一駅手前で降りて歩く
- 「歩く時間」を新たに作らない
意識するだけで、いつもの移動がトレーニングになる
これが最大のメリットだと感じています。
(結論):10年後の体を決めるのは、今日の歩き方
筋トレや特別な運動よりも、
毎日必ずやる「歩き方」こそが最強の健康投資です。
僕自身、
- 歩くときの不安感が減った
- 膝や腰への意識が変わった
- 「まだいけるな」と思える感覚が戻ってきた
という変化を実感しています。
最初は10分で十分です。
「みぞおち」「後ろの歩幅」
この2つだけ意識してみてください。
(たとえ話)
園部式歩行改善メソッドは、
歪んだ車体フレームを整え、固くなったエンジンを滑らかに回す整備のようなもの。
正しく整えれば、
人の体は年齢に関係なく、まだまだ走れます。
「歩くのが不安」から
「歩くのが楽しい」へ。
その一歩は、今日から踏み出せます。

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