この本を読んで、正直に思ったことがある。
「ああ、俺はずっと“考えすぎて動かなかった側”だったな」ということだ。
お金を増やしたい、人生を変えたい、もっと自由に生きたい。
そう思って本を読み、動画を見て、情報を集める。
でも気づくと、何も変わっていない。
この本が一貫して伝えているメッセージは、驚くほどシンプルだった。
目標達成の鍵は、考えすぎる前に“すぐ行動すること”
そして重要なのは、
「気合」や「根性」や「自己管理能力」の話ではない、という点だ。
なぜ僕たちは動けないのか?
答えは「意思が弱いから」ではなかった
この本を読んで一番救われたのは、ここだ。
目標を達成できないのは、
意志が弱いからでも、怠けているからでもない
ただ“やり方”を知らなかっただけ
これは本当にそうだと思う。
多くの人(そして昔の自分も含めて)は
「やる気が出たら動こう」と考えている。
でも本では、真逆のことが書かれている。
やる気は「動いたあと」にしか生まれない
人間の脳には作業興奮という仕組みがある。
これは、
👉 動き出す
👉 脳が刺激を受ける
👉 やる気が後から出てくる
という順番になっている。
つまり、
- やる気が出ないから動けない → ❌
- 動かないから、やる気が出ない → ⭕️
ここを取り違えていたせいで、
僕は長い間「準備中の人生」を生きていた気がする。
考えすぎるほど、人生は非合理になる
情報収集、比較、分析。
一見すると賢そうな行動だけど、
実はこれが最大の落とし穴だと本では指摘している。
考えている間にも、時間は確実に失われている。
これは立派な機会損失だ。
特に危険なのが、
- 過去の自己分析
- 失敗しないための完璧な計画
- 「自分に向いているか」の検討
これをやりすぎると、
脳は「安全第一モード」に入り、絶対に動かなくなる。
だから著者は、かなり強い言葉でこう言っている。
思考停止で、未来だけを見ろ
最初は極端に感じたけど、
今は「これは正しい」と思っている。
僕が腑に落ちた「即行動を習慣化する6つの考え方」
① 思いついたら、即やる
本に出てくるジムの例は、とても象徴的だった。
- 直感で体験予約を入れた人 → 3ヶ月後に人生が変わる
- 比較検討を続けた人 → 3ヶ月後も同じ場所にいる
違いは能力じゃない。
行動したかどうか、それだけ。
これは投資も、副業も、人生全般に言えると思う。
② 準備ができたらやる、は一生来ない
本で紹介されていたケネディ大統領の月面着陸の話は有名だけど、
改めて読むと本質が刺さる。
- 技術があったから月に行った → ❌
- 月に行くと決めたから技術が生まれた → ⭕️
「やると決める」→「準備が後から追いつく」
この順番を間違えないこと。
③ サンクコストは、逆に利用する
普通は悪者扱いされるサンクコスト。
でもこの本では、あえて利用しろと言う。
- お金を払った
- 申し込んだ
- 公言した
こうすると、人はやめにくくなる。
これは意思の強さではなく、心理の問題。
「続けられる人」は、
続けざるを得ない環境を先に作っているだけだった。
④ ワンアクション3ゴール思考
これも実践的でよかった。
一つの行動に、目的を3つ持たせる。
例えばジムなら、
- 見た目
- 健康
- 人間関係
どれか一つでも得られれば成功。
この考え方は、行動への恐怖を一気に下げてくれる。
⑤ 他人の否定は、Goサイン
新しいことをやろうとすると、
必ず否定してくる人が出てくる。
でもそれは、
- その人がやらなかった
- その人が失敗した
- その人の過去の常識
に過ぎない。
本では大谷翔平の二刀流が例に出ていたが、
否定されるということは、
まだ誰もやっていない場所にいる証拠でもある。
⑥ 行動しない自分を手放す
「飽き」は悪じゃない。
それは、次に進めというサイン。
過去に使った時間やお金に縛られて、
未来に価値のないことを続ける方が、よほど危険だ。
ただし、
セーフティネットだけは用意しろ
という現実的な視点も、この本は忘れていない。
即行動できない人が手放すべき3つのもの
- 完璧な計画
- 過去の自己分析
- 失敗しない人生という幻想
これらは、全部「動かない理由」になる。
著者について(簡単に)
著者は、過去に何度も挑戦と失敗を繰り返してきた人物だ。
決して最初から順風満帆だったわけではない。
だからこそ、
- 行動しなかった時間の重さ
- 動いた人だけが見える景色
その両方を、実体験として語っている。
机上の空論ではない、という点は強く伝わってきた。
この本を読んで、僕が一番大事だと思ったこと
行動すれば
・成功するか
・学びが手に入るか
どちらかしかない
失敗は致命傷でなければ、全部資産になる。
今やっている行動は、点にしか見えないかもしれない。
でも後から必ず線になる。
迷っているなら、
1ミリでいいから動け
この本は、そう背中を押してくれた。
最後に
人生は、暗いトンネルを進むようなものだ。
必要なのは、完璧な地図じゃない。
足元を照らす、小さな一歩だけ。
僕はこの本を読んで、
「もう少し雑に、でも早く動いていい」と思えた。
それだけでも、
読む価値は十分あったと思っている。


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